死神の愛情表現
・お仕事 Part 2 ~水の畔の呪い~
「今日の仕事は…これか、、」
ポツリと書類を目に通す俺。
それをルーは覗きこむ。
「おぉ!俺!この街知ってるぞ!」
突如ルーが声をあげる。
俺の耳元で、、、。
「で?それが何?」
俺が顔をしかめるとルーは真面目な顔をして話し出す。
「この街には言い伝えがあってな…」
ルーの話によると、この街は夜になると怪異が起こるらしい…。
その正体は詳しくは知らないが…
「でも、この街は水が有名でな…」
「水?」
俺が頭をかしげる。
「そう、水だ…その水は街で有名で…何より」
ルーはゴクンと唾を飲むと、
「この街にある山奥の池の畔には呪いがあるらしい…」
呪い…。
これは、前の事件と繋がりがありそう…。