死神の愛情表現
ルイはそんな俺を気にせずに話を進める。
「二人とも明後日は、社交パーティーだからね!あぁ、よかったぁ~、、伝えられて…」
「え!明後日?!」
俺をよそにユウは声をあげる。
俺は、そう言えば…と、呟き溜め息を再び。
「俺、あの社交パーティー苦手なんだよな~」
ユウはそう言ってブーブー文句を言い出す。
ルイはそれに少しだけムスッとして、
「仕方ないじゃない…年に一回はあるんだもの…それじゃあ明後日ね!!忘れないでね!!」
そう言ってルイは出ていった。
「めんどくさいな…」
俺がボソッと言うとルーがひょっこり現れてニコニコしている。
「俺はデザートが食えるから良いけどな!季節に合わせてデザートも変わるし!何よりはまるんだよな~」
そう言って女子みたいにキャッキャッするルーに俺は遠目でルーを見る。