死神の愛情表現
「え、何で?」
「風邪にあたりたいからって…まぁ、すぐ戻ってくるって、、、レオ!」
俺はユウの声を無視し庭へ走り出した。
庭へと来るとルイがベンチに座って噴水を眺めていた。
「ルイ、、」
俺がルイの名前を呼ぶとルイはこちらを向き
「レオ、、」
と、俺の名前を呟いた。
俺はフッと微笑みルイの隣に座る。
「悪いけど、、あの言葉はしばらくたってからでも良い?」
俺の言葉にルイは驚いた顔を見せる。
「何で気になることが分かったのよ、、」
「ん~何となくかな?」
俺の言葉にルイは笑い出す。
それにつられて俺も笑顔になる。