闇桜〜銀色のキミに恋をした〜




少し観察していると、義母が出てくるのが見えた。


そいつは家の裏の物置に行き、小窓から中を覗いて安心したように戻っていった。



奈緒は、あそこか?



そっと中に入って、物置に向かう。


10センチ四方の小窓から中を見てみる。



「っ…………!!?」



言葉を失った。



裸の奈緒が、数十人の男達に代わる代わる抱かれている。


奈緒は虚ろな目をして、ただされるがまま。


頬には涙のあとがある。



動けなくなった。



そして、わいてきたのは…………





激しい怒り。



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