闇桜〜銀色のキミに恋をした〜
「あーゆーむーちゅわーん♪諒真ちゃんと一緒にあーそーぼー♪♪」
「ちょっと今ボス倒すのに忙しいんで」
「僕が手伝ってあげちゃうよ〜?」
「これに触ったらガチで殺す」
ゲーム機を持つ赤髪の男に絡みまくっている、銀髪男。
・・・え?
あれ、誰?
見たところ、顔は若木諒真そっくりだけど。
双子?
いや、でも若木諒真は一人息子って・・・
ジーッと見つめていると、ふと振り向いた若木諒真と目が合った。
げ・・・!!
逃げようかと思ったそのとき、若木諒真が素早く目の前まで来た。
壁に手をついてあたしの行く手を阻み、壁ドン状態。
そしてもう一方の手であたしの腕を掴み、こう言った。