闇桜〜銀色のキミに恋をした〜
「出来たぞ!」
数十分して、諒真さんがお皿を運んできた。
・・・けれど。
「えっと……何?これ…………」
「俺の得意料理のオムライスだ!!さっきーお墨付きのな!」
オムライス…………
これが!?
非常にモザイク加工したいビジュアルなんだけど。
「ほら、食え!うまいから!」
半ば強制的にスプーンを持たされ、急かされる。
し、食欲が……
でも、作ってくれたのに食べないのは申し訳ないし。
意を決して、口に運んだ。