闇桜〜銀色のキミに恋をした〜





「ふぁ……」



欠伸をしながら時計を見ると、もう11時になっている。


あれから歌番組見たり顔洗ったりしたから結構時間たったなぁ……。


そろそろ、諒真さんも帰ってくるのかな?



ご飯、用意しておこう。



そう思ってキッチンに立ち、手早くサラダとグラタンを作り上げる。


グラタンは得意だから、30分もかからなかった。


オーブンで焼けばいつでも食べられるようにラップをして冷蔵庫に入れ、終わり。



このあたしが他人のために何かするなんて、やっぱりおかしい。



これが、好きという感情なのかな。


諒真さんがいないと、淋しいと思う。


こんなの初めて過ぎて、分からない。



それにしても眠いなぁ……。



少し、寝よう…………


< 97 / 185 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop