やっぱり、好き【短編】
駅前

寒い…

今日の放課後。


駅前で、君を見た。


前みたいに、すぐ声をかけられたらいいのに…


結局、自分が悪いんだ。


肩を叩きたくても、届かない。


声をかけたくても……声は、白い吐息となって、空に吸い込まれた―…。


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