俺様 何様 王子様ッ!?
◆真◆
言ってやった!
これであたしの平和で優雅な学園
ライフは守られた。
と思った。
言ったそばから笑ってるこいつ。
なんか変なこと言ったかな?
そしてようやく話だす。
「誰が んなこと信じんだよ。」
「俺は 生徒、教員たちの信頼を
得てここにいるんだぜ?」
「俺の言うことなら誰でも信じる
んじゃね?」
そういって蓮はまた、裏の顔で
笑う。
やっばーいッ;
だめじゃん。あたし;
「しかも?なんか俺のファンクラ
ブとかあるらしいし?」
蓮は楽しそうに話す。
なにこいつ。
自慢?良かったねー
かわいい女の子に囲まれて。
よろしくやってろ!
悔しい・・・
でもなんか涙が出そう。
病気かな?
心臓まで痛い気がする。
苦しい。泣いてしまいたい。
泣き顔を見られたくなくてあたし
はトイレに向かって走りだした。