俺様 何様 王子様ッ!?
「もー、時間やばい。電話切るよ
?・・・ブチッ・・プープー・・」
そのまま あたしはクラスへと向
かう。
あたしが蓮を好き?
え?いやいやそれはないでしょ。
だって・・・うん。
ない。
そんなことを思っていると・・・
前からくる人影が・・・
うわぁー。
キレイな人だなぁー。
背も高くて、足も長い。
と見とれてたら
チュッ・・
「よろしくね。子猫ちゃん♪」
と軽くほっぺにキスをされた。
あたしはとたんに顔が真っ赤にな
っていくのがわかった。
なんか言わないとッ!
「よ、よろふぃッ・・」
咬んだ。
「ふふふ。ほんとに、かわいいわ
ねぇ。」
そういうとあたしを連れてAクラ
スに入っていった。
クラスに入ると、もう人が集まっ
て来ていた。
そんな中で無意識に蓮を探してい
る自分がいた。
あ、いた。
端っこで本を読んでいた。
あたしは我にかえり
「なんで目があっちにいくのよ
ぉー・・」
「ん?なぁに?」
ド迫力の美人が顔の前に迫ってく
る。
「な、なんでもないです・・。」