俺様 何様 王子様ッ!?
買い物の相手かな?
あたしは勝手に結論を出して
「うん。いいよ。あたしもちょう
ど欲しい物あったし。放課後また
屋上でね。」
ビックリしたような顔の彼。
そして いきなり笑い出すと
「お前ってバカ?それって天然な
わけ?」
は?おっしゃってる意味がよく
わからないんですがー
「まぁ いいや。放課後絶対来い
よ?」
笑って手を降りながら去っていく
彼。
なんだったんだー。今の時間。
なんで初対面の人を買い物に誘う
かなー?
あ。金持ちたちのスキンシップか。
(←んなわけない。)
あ。そういや名前聞いてないや。
まぁ いっか。後で会うし。
ガラッ
そう。後でね?後で・・・って
Aクラスー!?
屋上の謎の美男子は机に座り、あ
たしに手を振っていた。
ん?
あれはたしか 碓氷君の机のはず
・・・ってことは
あの不良が碓氷君ー!?