俺様 何様 王子様ッ!?
「いや・・むしろ かわ ・・・・
に、似合ってんじゃん?」
あぶねぇー;
可愛いとか言いそうになったんだ
けど?
いやいや;
でもさすがに恋愛感情ってまでは
いかねぇよな・・たぶん。
「本当ー?んぢゃ!これ買ってく
ださいっ♪」
俺たちは
その後 そのまま店を出た。
「今日はありがとねっ♪」
「いいえ、どーいたしまして。」
「あ゛!碓氷君なんか欲しい物
あったんじゃないの!?」
「別にねぇーから気にすんなよ。」
まぁ、最初は襲う気だったんだけ
どさ。
「そなの?でもこのワンピ可愛い
よねー♪」
「かなり・・な・。」
うん。可愛いかったよ?着てる
お前がな・・;
寮へと帰る途中・・・
「あっ!バスケゴールあるっ!
あたしねー前にバスケやってたん
だー。いろいろあって辞めちゃっ
たんだけどさ。」
へぇー。
こいつがバスケをね・・・。
おもしれぇじゃん。
「へぇ。してみせてよ。」
焦るそいつ。
「えっ!?む、無理だよぉー;
最近やってないし、絶対鈍ってる
よっ;」
んぢゃあ・・・
「俺と勝負しない?1対1で。」
顔をしかめる目の前のそいつ。
「でも・・・「なんならハンデを
やろうか?」
そいつの言葉を遮って俺は言う。
俺の言葉に少し頭にきたらしく
「ハンデ?んなの、いらない。
絶対負かしてやる!あたしをあん
まり甘くみると痛い目みるよ?」
そんなことを言って、あっさり
勝負に乗ってきた。
「んぢゃ。決まりだな。ただ勝負
すんのはつまんねぇから・・・
そうだな。負けた方が勝った方の
言うことを一個聞くっつうのは?」
「いいよ!負けないし!」
すげー自信だな。
まぁ、いいけど。