俺様 何様 王子様ッ!?
は?
いやーこれは反則じゃね?
俺、生きててよかったかも。
なんか、もう我慢できね。
ギュゥ
「!!・・ちょ、離して///」
「なんで?」
背後から抱きついて離れない俺。
「なんでって・・・なんでも!」
赤面して必死に訴える真。
パニクってて、何言ってんのか
わかんねぇ。
それでも続ける俺。
「真が可愛いのが悪いんじゃん。
俺、ヨクジョーしちゃうよ?」
この時点ですでに真は、茹でダコ
状態。
ここで、一気に攻める。
「ねぇ、真は俺のことキライ
なの?」
このときに見つめながら聞くのが
ポイントだ。
「別に・・・嫌いってわけじゃ
ない・・けど///」
いけんじゃね?
でも・・・
ここは、やっぱりお決まりのパ
ターンで。
プルルル プルルル
「あっ!電話ッ!」
真はチラッと、こっちを見てから