俺様 何様 王子様ッ!?
「もしもし?」
電話をとった。
「え?碓氷くん?何で番号・・・
えッ!?いまから!?・・・そう
なの?わかった。今行く。
うん、じゃーね。」
真は電話を切り終わるとこっちを
向いて
「ちょっと、出かけてくるね。」
そう言って部屋から出ていった。
静まり返った部屋で
俺はひとり呟いた。
「俺、結構マジなんだけどな・・
・・。」
このときはまだ・・
俺も
碓氷はただのクラスメートだと
思ってたんだ。