俺様 何様 王子様ッ!?





あたしは殺意と右手の握り拳を

笑顔で隠しながら






「絶対に嫌。なに?まーちゃん

って。死んでも・・「まーちゃん

俺に負けたよね?」






あたしの言葉を遮って出た言葉に

あたしは反論出来なくなってしま

った。







約束は・・・守らないと。



でも・・。





悩むに悩み






結果





だんまり。





になったあたしをみて広斗は





「じゃあーそういうことで。

これからもよろしくね。

まーちゃん♪」








新しいおもちゃを見つけた子供の

ようにキラキラとした笑顔をみせ

ながら広斗は去っていった。









みんなの前でも呼ぶのかな;









いや


言ってる方も


相当恥ずかしいはずッ!








あんなこと言ってるけど




みんなの前では


さすがに言わないよね?






うん。



そうだよ。




言わないよ。






つか、そうでなきゃ困るんだよ;









あたしは


神様とお星様にお願いしながら

自分の部屋へと向かった。
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