俺様 何様 王子様ｯ!?

お寝坊さんは気の毒さん？

◆真◆

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ


「んー・・・まだ眠いよー。」





そっと携帯を見てみると・・・



やばｯ；



飛び起きると

すぐに着替えて

リビングに向かった。





すると

蓮がいないことに気づく。






置いてかれた・・・。





あたしは

ダッシュで学校に向かう。








―――・・・


今まで生きてきた中で

一番良い走りをしただけあって




「ま・・間に合った・・。 」





我ながらよくやった！



自分で自分をほめながらあたしは

教室に入る。








え？






誰も・・いない？






焦ったあたしは近くにいた先生に

聞いてみた。






「あのー なんでこの教室だけ、

誰もいないんですか？」




すると


先生が

思いがけない言葉を口にした




「あー 今日、Ａｸﾗｽは課外授業だ

ったと思うんだが・・・」







な


な



なんですとｯーー！！？





聞いてない！


聞いてないっす！






え；


コレって

けっこーやばくない？