俺様 何様 王子様ッ!?





どうしよ。





どーしよ。






どーする?







どぉーすんだァァァァーー!!!











とっ、とりあえず




晶ちゃんを探してみよう!











「晶ちゃァァァーーーん!!!」





叫んでみた。










バシッ



いきなり後ろからツッコまれた。




「今時、誰がそんな原始的な方法

で人を呼ぶのさッ!」


「ケータイってゆー便利なもんが

あんでしょうが!」









使えへんのじゃ!




番号わからんのじゃ!




このボケェーー!!!








眉間にシワを寄せつつ、あたしは

後ろを振り返った。










「なに?その顔。なんか言いたい

ことでも?」







あなたは




晶さまァァァーーー!!
< 53 / 73 >

この作品をシェア

pagetop