俺様 何様 王子様ッ!?


飛行機を降りてみると



あれ?




「あんなに飛行機に乗ってたのに

あんまり時間が進んでないよーな

気が・・・?」




「あんた・・時差っていうもん知

らないの?」





昌に

この顔されんの何度目だろ・・・





しょうがないじゃん。


初 飛行機ッ!


初 海外ッ!



だったんだし・・・




時差なんて言葉

聞いたことはあったけど


使ったことは

なかったなかったんだからッ!



庶民には


関係の無い言葉なんですよーだ。







だから・・・





だからッ!






そんなに

呆れなくてもいいじゃないッ!!









あたしたちは


パスポートを見せると、ロビーへ

と向かった。







「あっ!真!あたし電話してくる

からッ!」





へ?






こんな


外人だらけのところに




1人は寂しいよ;






耳をすましてみても


全ての言葉が




英語・・・




まぁ


イギリスだからしょーがないんだ

けどね




と思っていたら・・・




「おい。」




ん?





なんか




日本語が聞こえたような・・・





振り返ると・・・
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