園田家のにちじょう

１日目

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ...。

目覚めがいい。
下からは美味しそうな朝ごはんの匂いがしてくる。

憂希「お姉ちゃんー！おきてー」

禀「待って待って。今行くから……！」

家は両親が外国で仕事をしている為兄弟で
分担して家事をしているのだ。

憂希と翔琉は料理がうまいから料理担当。

一方私と雄琉は全くと言っていいほど料理が出来ないので洗濯や洗い物をしている。


禀「んん〜♡やっぱり憂希の朝ご飯おいしいよー♡♡」

翔琉「俺も料理したんだけど...？」
禀「あら？そうなの？？気づかなかったー♡だって翔琉影薄いんだもん」

翔琉「てめぇ...。」

怖い顔で翔琉が言ってきた。
それに対して私はてへぺろっと翔琉を煽る
それにあきれた憂希が
「ねぇ、いいから早く食べなよ。遅刻するよ。」と話しかける

時刻を見ると時間は7:45を指していた。
憂希はもう制服を着終わりドアの前には憂希の友達が待っていた

「え……。あああ！！！遅刻するぅぅぅ！！」
慌てて飛び出したからもしかしたら忘れ物したかもしれない...