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~♪~♪♪~



真夜中の2時。


突然ケータイが鳴り響いた。




「……誰だよこんな時間に」



ディスプレイを確認して顔が引き攣る。



『遥』



流石に我慢の限界だった。


もう、本当に借金してまで返してやる。



それを、伝えたかった。



ピッ


「…もしもし」


『もしもし?あたし』


「…お金の件なら絶対か『付き合ってよ』……え?」


息が詰まったような、感覚がした。


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