海我



「う、うん」

「じゃあ決まりね、校門の前で待ってて。」



待っててということは今日もバイクなんだろう。

雨の日のバイクの後ろにしか乗ったことがないからちょっと嫌なイメージしかない。



「今日は晴れてて暖かいから気持ち良いよ」



彼は私の気持ちを察したのかニヤッとして笑った。

私もつられて笑ってしまった。



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