腹ぺこオオカミはご機嫌ななめ
第2章 ウサギの隠れ家
その3。 ツカサ
僕の勤める東野記念病院は
地元の資産家だった東野家によって
地域貢献のために50年位前に創立された地域に根ざした病院で
内科、外科、小児科、整形外科そして、
僕が勤める救急外来で構成されている。
入院出来る病床数は200床で、大きくないけれど、中規模クラスってかんじかな。
地上7階建てのコの字に建っている病院は、地下に放射線科、1階2階に外来と検査室。
3階がオペ室でその上が7階建ての病棟。
その大きな建物の隣の折れ曲がった廊下で繋がった
1、2階が救急外来と、3階が救命病棟プラスICUその上が管理棟とになっている。
(管理棟から上はは病棟と繋がっていない。)
病棟の反対側に折れ曲がった部分が3階建てのリハビリ棟って感じの作りだ。
コの字に囲まれた裏庭は美しく手入れがされていて、
ベンチがいくつか置かれ、入院患者や、職員の憩いの場になっている。
今年の初めに裏庭の一部に2階建ての病児保育室が開設されている。
3代めの今の院長は救命医で、救急外来に力を入れていて、
人員も、施設も、給料も充実している。
完全なスカウト制で、ここに呼ばれるのは救命医にとって、
ちょっと自慢できる仕事先になっている。
まあ、いそがしいことには変わりがないので、
休みがたくさん取れる訳じゃないから
どこで働いても一緒かもしれないけどね。
地元の資産家だった東野家によって
地域貢献のために50年位前に創立された地域に根ざした病院で
内科、外科、小児科、整形外科そして、
僕が勤める救急外来で構成されている。
入院出来る病床数は200床で、大きくないけれど、中規模クラスってかんじかな。
地上7階建てのコの字に建っている病院は、地下に放射線科、1階2階に外来と検査室。
3階がオペ室でその上が7階建ての病棟。
その大きな建物の隣の折れ曲がった廊下で繋がった
1、2階が救急外来と、3階が救命病棟プラスICUその上が管理棟とになっている。
(管理棟から上はは病棟と繋がっていない。)
病棟の反対側に折れ曲がった部分が3階建てのリハビリ棟って感じの作りだ。
コの字に囲まれた裏庭は美しく手入れがされていて、
ベンチがいくつか置かれ、入院患者や、職員の憩いの場になっている。
今年の初めに裏庭の一部に2階建ての病児保育室が開設されている。
3代めの今の院長は救命医で、救急外来に力を入れていて、
人員も、施設も、給料も充実している。
完全なスカウト制で、ここに呼ばれるのは救命医にとって、
ちょっと自慢できる仕事先になっている。
まあ、いそがしいことには変わりがないので、
休みがたくさん取れる訳じゃないから
どこで働いても一緒かもしれないけどね。