Bu-KIYOびんぼう ~幼なじみと不器用な約束~
トイレに入ろうとしたら、先生に止められた。
「そこ、入らないで」
「え…?」
「詰まっちゃってるから」
そうなんだ…。
先生が張り紙をしながら言った。
「ここの場所がいつも詰まるのよ」
下級生らしき生徒が言った。
「古すぎるんだよ~」
「うーん、そうかもね」
「校則も古臭いしさ。キーホルダーも付けちゃいけないとかアリエナイし!」
「教科書が入らないほど、内側に大きなストラップ付けてるでしょ」
「それくらいは許してもらわないと~」
明るい子だなぁ…。
そっと隣のトイレに入った。
今日は茶道部の日だ。
行きたくないな…。
お菓子が出る。
お茶だけでいいのにな…。
「そこ、入らないで」
「え…?」
「詰まっちゃってるから」
そうなんだ…。
先生が張り紙をしながら言った。
「ここの場所がいつも詰まるのよ」
下級生らしき生徒が言った。
「古すぎるんだよ~」
「うーん、そうかもね」
「校則も古臭いしさ。キーホルダーも付けちゃいけないとかアリエナイし!」
「教科書が入らないほど、内側に大きなストラップ付けてるでしょ」
「それくらいは許してもらわないと~」
明るい子だなぁ…。
そっと隣のトイレに入った。
今日は茶道部の日だ。
行きたくないな…。
お菓子が出る。
お茶だけでいいのにな…。