Bu-KIYOびんぼう ~幼なじみと不器用な約束~
光と影
文化祭の華やかな熱気が、学校中に充満している。
高等科は日本庭園で野点、中等科はいつも通り茶室を使う。
空色の着物を着た小島ちゃんが、茶室から出て来た。
「茶菓子、着いたって言うから下に行こう」
「うん」
後輩達と4人で、正面入り口に向かった。
「小島ちゃんの面白いね」
「お母さんの。昭和チックでいいでしょ~?帯は古着屋で探したんだ」
いいなぁ…
カラフルな幾何学模様の帯は、見てるだけで楽しい。
文化祭の雰囲気とよく合ってる。
私も自分で選んで買いたいな…。
高等科は日本庭園で野点、中等科はいつも通り茶室を使う。
空色の着物を着た小島ちゃんが、茶室から出て来た。
「茶菓子、着いたって言うから下に行こう」
「うん」
後輩達と4人で、正面入り口に向かった。
「小島ちゃんの面白いね」
「お母さんの。昭和チックでいいでしょ~?帯は古着屋で探したんだ」
いいなぁ…
カラフルな幾何学模様の帯は、見てるだけで楽しい。
文化祭の雰囲気とよく合ってる。
私も自分で選んで買いたいな…。