Bu-KIYOびんぼう ~幼なじみと不器用な約束~
さすがタッくん。
塾のある日に堂々とやってきて、お母さんから許可を貰ってくれた。
次の日、学校でお礼を言った。
「昨日は、ありがとう!」
「ああ」
「だけど、どうして教室のある日に来たの?」
「堂々としてた方が、怪しまれないだろ」
「そっかぁ。確かに」
そのおかげで、からかわれたけど…
「あの、タっくんの試合も見るからね」
「会場、違うけど?」
「え?」
「女子は総合運動場で、男子はココだから」
「うそ…」
どうしよう!?
じゃあ、ユリエちゃんがいないってこと!?
『私一人』で、
『男子の試合』を
『知り合いの沢山いる場所』
で見るの!?
塾のある日に堂々とやってきて、お母さんから許可を貰ってくれた。
次の日、学校でお礼を言った。
「昨日は、ありがとう!」
「ああ」
「だけど、どうして教室のある日に来たの?」
「堂々としてた方が、怪しまれないだろ」
「そっかぁ。確かに」
そのおかげで、からかわれたけど…
「あの、タっくんの試合も見るからね」
「会場、違うけど?」
「え?」
「女子は総合運動場で、男子はココだから」
「うそ…」
どうしよう!?
じゃあ、ユリエちゃんがいないってこと!?
『私一人』で、
『男子の試合』を
『知り合いの沢山いる場所』
で見るの!?