Bu-KIYOびんぼう ~幼なじみと不器用な約束~
私は、スマホを出した。
「たぶん…それじゃ誤魔化されて終わりだよ」
「なんで?」
タっくんが黙り込んだ。
「何でなのか知ってるの?」
「直接、会って話さないとダメって意味」
「だけど…それだって誤魔化されちゃうんじゃない?」
タっくんが、少し考えこんだ。
「部が終わったら、劇部の練習室に連れて行くから、そこで話してみれば」
「…来てくれるかな?」
「連れてく」
ちょっとだけ安心した。
「たぶん…それじゃ誤魔化されて終わりだよ」
「なんで?」
タっくんが黙り込んだ。
「何でなのか知ってるの?」
「直接、会って話さないとダメって意味」
「だけど…それだって誤魔化されちゃうんじゃない?」
タっくんが、少し考えこんだ。
「部が終わったら、劇部の練習室に連れて行くから、そこで話してみれば」
「…来てくれるかな?」
「連れてく」
ちょっとだけ安心した。