青い空
私は本当のことが言えないもどかしさに、ぎゅっとくちびるをかんだ。



別にいっても良いんだ。




でも・・・ギリギリまで黙っていたい。





何と返そうか迷っていると、隣の席の祐太がゲラゲラと笑う。




「なーにいってんだよっ!!



井ノ上は、受験したんだぜ?

俺らと同じ中学にはいかず、エリートコースへ進むって訳。

まあ俺は井ノ上のことが好きだったし、


一緒にいきたかったけど!!」


「はあっ!?////

何いってんの。祐太意味不明!!


マジうざい!!」
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