Brass★Lovers
「ちょっと君、こっちきてよ」

「・・・え」

「いいからいいから」
あたしは山崎先輩に手をひかれ、再び学校へ戻った。
何をされるのだろう?
よく携帯小説でみる、『襲われる』とかいうのかもしれない!
あたしは、怖いけど、山崎先輩についていった・・・。

「どこいくんですか?」

恐る恐る聞いた。

「ん?学校」

だから、学校のどこなの!
って、聞きたかったけど、この先輩は、不良かもしれない。
だからあたしは、

「あ・・・そ、そうですか。」

と、答えた。

それから、山崎からの返事は、ない。
あたしはますます怖くなってきた。
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