スカイブルーの強き姫君




人だかりの中に翡翠と勝利と琉雅を見つけて、大声で手を振りながら呼びかける。




「てめぇ、声がでけぇんだよ!」


「あなたも十分大きいわよ。」




琉雅に怒鳴られると、間髪入れずに彩乃が琉雅にツッこむ。




「なーなー、この子ってもしかして新入生代表!!!?」




勝利はリアナちゃんをみて驚愕してる。





「あ、私桜明リアナ。よろしくね?」





微笑みながら自己紹介したリアナちゃんをみて赤面する3人。




おー!流石破壊力満点の笑顔。




「え、ちょ、熱??はやってるの??」




「……違うから大丈夫よ?
それにしても、、、、鈍感?無自覚なのね!」




「え?私が??無自覚???不細工なのは十分過ぎるほど自覚してるよっ!」






やっぱり無自覚だよっ!!!


リアナちゃんが不細工だったらこの世の人達大体不細工………




「あ、リアナちゃん。」



「なに??」




「あの、呼び捨てでよんでいい、かな?」







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