スカイブルーの強き姫君


みている皆が息をのむのわかった。



他の人もそうだ。


この礼儀、花月としての態度をとる相手は必ず固まって目を見張る。




それがなぜなのかは分からないが、毎回そうなのだ。




「…さぁ!堅い雰囲気はここまでとして!」



「君たちの歓迎会を開こうじゃないか!」




パンッ



と、手をたたいたかと想うといきなりお母さんお父さんモードになる両親。




ゆるい。緩すぎるよ2人とも…


いきなりすぎて、皆、今日で何回目か分からないほど固まってるよ。




どうしてくれるのさ全く…






リ「とりあえず、今から向かうけど大丈夫???今日の相手、手強いよ?」




夏「…手強いの?」




リ「うん。」



翔「…そう言えば今回はドラゴンの火属性でしたね?」



リ「そうだよ。皆、大丈夫???」




全「余裕!!!」



みんなの声がそろったのが面白くて、暫く笑いが収まらなかった。




「歓迎会は仕事の後ね…。」


「怪我の無いように気をつけながら戦いなさい。」




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