スカイブルーの強き姫君
綺麗にど真ん中の席が残っていた。
………まぁ、遅れてきた私が悪いよね。
席につくと机が光った。
リ「え………?」
夏「びっくりするよね??机が持ち主を確認するんだって!でね、魔法値が机に表示されるんだよー。」
へー………すごい機能。
てゆか、魔法値がでるの?!!
うわ………やばい。
翡「200万って………(ボソッ」
机に表示された魔法値を見て青髪の男の子が驚いていたことに気づかなかった。
勝手に机を操作して90万にして一安心。
普通の魔法値じゃないもん。バレたらいろいろ面倒だからねっ!
楓「よし、おまえ等Sクラスには一言だけ。
まず、寮は皆同じってこと。それと、Sは授業無し。以上だな。
あ、あとは月に一回実技テストとして魔物と戦ってもらう。これの結果次第でSが増えるか減るかが決まる。
ま、お前らの魔法値なら大丈夫だろうけど。あ、あとその机が計れる最高の魔法値は200万。そこんところよろしくな。」
そう言って出て行った楓。
最高が200万だから、200万だったんだ…。
本当の魔法値は秘密だよーっ!
夏「魔物と戦うんだねっ!!!」
彩「そうみたいね…戦闘慣れしてなかいから心配だわ。」
いつの間にか私の席の周りにきていた彩乃と夏音の話を聞きながら私は皆を誘おうか迷っていた。