スカイブルーの強き姫君



「翡翠よりよ頭のいい子がいるの?!」





「……夏音、俺よりも頭のいい奴なんてこの国にごまんといる。」





でもさ~


初めてだもん。翡翠よりも上の子なんて。






「やっばっ、私超楽しみっ♪」


「俺も俺もっ!すげーな新入生代表!」




二人でキャッキャキャッキャ騒いでいると番号のかかれたカードが渡された。



「私、あそこだっ、席!!!」


一番後ろに六つに並べられた席が私の席みたい!!




「六人ずつの席なのね…私は夏音の隣よ?」



おーっ!私彩乃が隣でよかった!

「俺は彩乃の隣ー!」


「俺は馬鹿勝利の隣だ。」



「俺馬鹿じゃねぇし!?」



ほーほー。彩乃の隣が勝利でその隣が琉雅なんだ!



「俺は琉雅の隣。その隣はしらねぇ。」





翡翠は琉雅の隣なんだ。


って、そのとなり空白っ!
誰が座るんだろなー。






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