スカイブルーの強き姫君
時「あっさり負けるわけないでしょ?このわたくしが!
«サーベルロイヤ・デスレイン»」
なっ!?
香「時雨様!!!その魔法は!」
時「なによ!文句あるの!?
わたくしは、こんな奴らに負けるわけにはいかないのよ!」
血走っている目を見開きながら壊れたように魔法を唱え続ける時雨先輩。
香「あ、ああ…それでは時雨様が…。」
香奈先輩が言っても何も聞こえなくなっていた。
夏「禁断魔法………。」
琉「あいつ、牢にぶち込まれたいのか!?」
彩「まずいわ。。。
禁断魔法はさすがにあの二人でも受けきれない……。」
禁断魔法はこの国で唯一使ってはいけない魔法。
その魔法を使うと王宮地下の牢獄に入れられ、一生太陽の光をみれなくなる。
…まぁ、ぶち込むのは大体私なんだけど。
時「ふ、ふふふふ!終わりよ!あなた達二人とも!
«デス・ドントジアスピーク»」
禁断魔法が2人にむけ放たれた。
リ「………はぁ、禁断魔法使う馬鹿な魔女なんて指で数えきれるくらいしかいないのに…。
«フラッシュシールド»
«シャドーレインズクラッシュ»」
そう唱えると、禁断魔法と闇の魔法がぶつかり合い周りを削りながら消滅していった。
翡「……禁断魔法が、消滅した??」
勝「俺、死ぬかと思った……。」
腰が抜けたのかその場に座り込む2人。