スカイブルーの強き姫君



翡翠サイド



勝「まさかリアナがTM隊の隊長だったとはなー。」


琉「だな、しかもTM隊に勧誘されたとか……。夢にしか感じねぇよ。」








翡「………でも、あいつと俺達の差は歴然だった。」



杖さえ使わずに神級魔法を使った。


しかも夏音のシールドひび入ってたし。



勝「ま、そんなリアナに惚れてるんだろ?翡翠は。」



翡「っな!?////」



琉「顔が赤いぜ?図星だろ。」

何でバレてるんだよ…??


琉「お前以外とわかりやすいぜ?翡翠。」



翡「嘘だろ…??」



勝「大丈夫だと思うぜ?本人にはバレてないだろ!」


本人にはって………。もしかして彩乃と夏音にもばれてるってことかよ?


翡「まじかよ…。」



勝「№2の王子様はどーするつもりですかー??」



わざとらしくニヤニヤと笑いながいう勝利。

その顔、ムカつく……。



翡「……………どうもしねぇよ。
取りあえず、アイツと対等になる。」



アイツを超えられなくても、せめて互角くらいの実力はつけたい。


アイツの足を引っ張らないためにもな。



勝「こりゃあ俺達も頑張らねえと。
俺たちはお前に食いついていくからな?」



琉「ははっ、だな。
翡翠。お前だけ強くなるのはゆるさねぇよ!」



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