スカイブルーの強き姫君


勝「起きろ夏音!!!」



夏「………?


えっ、勝利!?」




目が覚めたのか目の前にいる勝利に驚いて飛び起きる夏音。



夏「もう全部回ったの??」


勝「おう!超広かったな。」


夏「うん!!迷子になりそう……。」




こいつ、リアナ起こすの忘れてるぞ。



彩「……勝利。リアナも起こしなさいよ。」



勝「そうだった。おーいリア、ナ…??」




どんどん声が小さくなっていく勝利。


どうかしたのか?

琉「……どうした?」


勝「リアナ…ごめんっ!!!
お願いだから怒らないでくれ!!!」



琉雅に返事せず土下座し始める勝利。

まじでとうしたんだよ??



リ「……勝利。煩い。」



いつもより数倍低い声がリアナから発せられる。



彩「……リアナはおこさない方がいいようね。」 




翡「……だな。」




リアナの隣にいたはずの夏音はいつの間にか彩乃にひっついてふるえている。




夏「リ、リアナ怖い!!!」



琉「それをいわれている奴はすげぇ怖いだろうな。」



横目でこっちをみながら助けてと訴えている勝利だったが、生憎自分の命の優先が先だ。



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