No.1ガール〜桜の姫〜①
買い物かー…。
そう言えばしばらく行ってなかったかも。
理「いいよ、行こっか!」
菜「やったー!!じゃあ楽しみにしてるね!」
友だちと買い物なんて久しぶりだなー。
何か楽しみかも。
私はルンルン気分で再び本に目を戻した。
ブーッブーッ
陽「ん?誰か電話鳴ってないか?」
理「あ、私だ。」
鳴っていたのは私のスマホで、相手は珍しい人物からだった。
嫌な予感がする……。
ピッ
理「はーい。」
仁『あ、理央か?』
電話の相手は仁だった。
理「私のスマホなんだから私じゃなかったら怖くない?」
仁『ははっ、それもそうだな。』
理「で、何か用?私的に嫌な予感がするんだけど?」
仁『あーまぁその予感は的中かもな。俺の用は伝言。明日家に帰って来いってさ。」
……嫌な予感的中。