No.1ガール〜桜の姫〜①
こう言う時の嫌な予感って物凄く当たるんだよね…不思議なくらいに。
理「あのー、それって行かないと言う選択肢はないよね?」
仁『帰った方がお前の身のためだな。美咲さんちょっと怒ってたし。』
ですよねー……。
あ、美咲って言うのは私のお母さんのこと。
お母さん怒ったらすんごい怖いんだよ。
ここは大人しく明日帰ろう。
これ以上お母さんの逆鱗には触れたくない。
理「分かった。あ、でも明日学校は?」
仁『あぁ、それならもう永遠に話しは通ってるってよ。』
…最初から私に拒否権はなかったってことね。
さすがお母さん。
理「そう。じゃあ明日どうすればいい?」
仁『明日の朝9時頃に俺が迎えに行く。』
理「了解。じゃあまた明日ね。」