No.1ガール〜桜の姫〜①


「それでは始めまーす。」




陽「理央りん約束忘れんなよ!」



理「陽希こそ」




ジャンプボールをするため、向かい合う私と陽希。




ピーー!!



パシッ




笛の甲高い音と共に高く上に投げられたボール。



それを少しの差で私が後ろに弾き飛ばした。




理「智也!ボール行ったよ!!」


智「おっしゃ任せとけ!」




ドリブルしながらボールを運ぶ智也。



陽「そうはさせるか!」



智「うわっ!」



智也の前に立ちはだかった陽希がボールを上手く奪った。


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