No.1ガール〜桜の姫〜①
翼「ふーん…そいつって男か?」
理「え?違うけど。どうして?」
翼「…いや、ならいい。」
ならいいって何がいいの?
男の人だったら何かあったのかな?
よく分からなかったけど、特に気にしないことにした。
考えてもどうせ分かんないだろうしねー。
陽「たっだいまー!!お、翼起きてたのか!ほれ、アイス買ってきたぞ!」
勢いよくドアが開いたかと思うと、アイスの入った袋を両手にぶら下げた陽希が帰ってきた。
理「おかえりー。随分と早かったね。」
まだ10分ちょっとしか経ってないんじゃない?
陽「だろ?下の奴にバイク借りたからな!」
あーなるほど。通りで早いわけだ。