No.1ガール〜桜の姫〜①
理「菜々夏もう諦めよ?疾風たちも一緒になら買い物に行けるんだし。」
菜「それじゃダメなの!私は理央と二人っきりでゆっくり買い物したいの!!」
ゆっくり、ね……。
まあ確かに、皆が一緒に行ったら買い物どころじゃなくなる。
女の子たちによってね。
菜々夏が二人で行きたいと言うのも無理ないのかもしれない。
理「…はぁ、翼。今回だけは許してあげて?私もちゃんと注意するし、何かあればすぐに連絡するからさ。」
私はさっきから黙って目を瞑っている翼に言った。
ここは菜々夏を援護しますか。