No.1ガール〜桜の姫〜①
理「気付いてたなら何でなにも聞いてこなかったの?」
普通なら聞いてくるもんだと思うけど。
菜「だって、変装しててもしてなくても理央は
理央でしょ?だったら別に理由なんて関係ないじゃん。」
菜々夏…。
優「菜々夏は人を見る目だけはあるからなー。」
菜「ちょっと優聖?それって褒めてるのか貶してるのか分かんないんだけど!」
理「ふふっ、菜々夏大好き!」
私は菜々夏の言葉が嬉しくて思わず抱きついた。
菜「私も理央大好きーー!」
ギューっと抱きしめ合う私たち。
端から見れば変な光景だろう。
菜「てことだから、明日もし地味子で来たら眼鏡割るからね?」
そう言って、黒い笑みを浮かべる菜々夏。
あ、それはやっぱり決定なのね。
理「は、はい…分かりました。」