No.1ガール〜桜の姫〜①
ブーッブーッブーッ
陽「あ、俺のだ。」
そう言うと、陽希はスマホを片手に部屋を出て行った。
菜「ねえ理央、皆どうしたのかな?」
さすがの菜々夏もこの雰囲気にはどこかおかしいと感じている。
理「心配いらないよ。ほら、暇だしゲームしよう!」
菜「え、理央がゲームなんて珍しい!するする~~!!」
ふぅー、何とか気は紛れたかな?
ゲームの用意をする菜々夏を見て少し安心する。
ごめんね菜々夏。
本当のことを言うと、私は皆が倉庫にいない理由を知ってるんだ。
これでも一応、元No.1の総長だからね。
皆の様子がおかしくなってすぐ、私は悪いと思いながらも珀龍神の情報をハッキングしてみた。
そこで出てきた内容はこうだ。