No.1ガール〜桜の姫〜①
仁「俺はもう引退した立場だ。お前たちの決めた事にどうこう言うつもりはない。ただ……。」
疾「ただ?」
仁「あいつが関わるってなら別だ。」
理央には闇がある。
拭っても拭いきれない闇が。
これ以上、理央がその闇に呑み込まれないように俺たちが守ってやらなくちゃならない。
仁「お前たちも気づいてるだろ?あいつが抱える闇に。」
その言葉に4人ともが頷いた。
仁「本気で仲間にするって言うなら俺は何も言わねえ。だが、生半可な気持ちで関わろうとするなら辞めておけ。あいつの闇はお前らが思ってる以上に残酷で真っ黒だ。中途半端な気持ちじゃ返って苦しめることになる。」