No.1ガール〜桜の姫〜①
バレました。
理「…やばい、遅れる。」
あれから珀龍神との接触は一切なく、平凡に学園生活を過ごしていた私。
今日もいつもように、昼休みに永遠の所でお昼寝をしていた。
永「おーい理央、起きねえと授業始まっちまうぞー。」
理「う〜ん……え、もうこんな時間??」
永遠に起こされて時計を見ると、既に授業が始まる2分前だった。
小走りで教室に向かう。
無駄にここの学園広いんだよね。
本当に急がないとちょっとヤバイかも…。
真面目な地味子を演じている以上、授業に遅れるわけにはいかない。