No.1ガール〜桜の姫〜①
「え!?何でここに??」
「ヤバイ!超かっこいい!!」
「陽希くーん!!」
この騒ぎの原因、それは真田陽希だった。
珀龍神は滅多に教室には顔を出さない。
そんな中どう言う風の吹き回しか、真田陽希が現れたことにより女の子たちは大興奮。
そう言えば同じクラスだっけ?
一度も教室に来たことなかったからすっかり忘れてた。
一体何をしに来たんだろう?
ま、私には関係ないか。
さっさと帰ろーっと。
そう思い、後ろのドアから出ようとした時だった。