No.1ガール〜桜の姫〜①
そうこうしているうちに目的地である珀龍神の倉庫に着いた。
海岸に面したところにある大きな倉庫は意外と綺麗だった。
理「結構綺麗だね。」
陽「あったり前だ!!先代たちが代々残していってくれた場所だからな!俺たちも綺麗に残していかなくちゃ先代たちに失礼だろ?」
へぇー、そう言うところはやっぱりしっかりしてるんだ。
翼「お前ら遅えよ。早く行くぞ。」
車を降りてから動かない私たちに翼が急かすように言う。
俺様口調は相変わらずですね。
もっと違う言い方ができないのかな?
顔が良くても性格が悪かったら元も子もないぞ!
そんな悪態を密かに心の中でつきながら皆の後ろをついて行った。