No.1ガール〜桜の姫〜①


倉庫に入ると、そこには定番とも言えるカラフルヘッドたち。



うん、本当にカラフルだ。




「あ!皆さんこんちにはっす!!」


「ちはっす!!!」




翼たちが来たことが分かると、下っ端の子たちは一斉に挨拶をする。



その目はキラキラ輝いていて、翼たちがどれだけ尊敬され、慕われているかが見て取れる。




「あのー総長、そちらの方は…?」



下っ端の一人が後ろにいる私に気づいて遠慮がちに聞いてきた。



そりゃあ総長たちと一緒にこんな地味子が入ってきたら不思議だよね。



翼「後で話す。とりあえずメンバー全員集めといてくれ。」



翼にそう言われた下っ端君は「分かりました。」と言って走って行った。



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