No.1ガール〜桜の姫〜①


疾「ほら菜々夏、理央ちゃん困ってるだろ?とりあえずこっち戻れ。」



菜「うわっ、ちょっと疾風ー。」




疾風に首根っこを掴まれてそのままソファーに戻された彼女さん。




そこで初めてちゃんと顔を見た。


うわ、何この子。めちゃくちゃ可愛んですけど。


小さな顔。

クリッとした大きな少し垂れた目。

ぷっくりとしたピンクの唇。

栗色の髪は頭の上でお団子にしてあって、彼女の活発さを物語っている。

そして少し小柄な体はまるで小動物みたいだ。




絶対にモテる。



少なくとも私が男なら惚れてるね、確実に。



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