【注意・ラストにお知らせ追加!】お遊びなんかじゃいられない
優しい画家さん
――――チュン…チュンチュン…


「んっ……もう朝かぁ……」


外から数羽のスズメの鳴き声のハーモニーが耳をくすぐり、ゆっくりと目を開ける。


まだボンヤリとしている脳内を覚醒モードにしてから、制服に着替え始めた。


「今日も頑張らないとなぁ………」


今日で私がEspoirに来てから、3日目。


最初はどうなる事かと思ったけれど、案外キッチリとした生活は送れていたりするのだった。


「――――ととっ!危ない危ない、チャーム忘れちゃう所だった!」


制服を着終えて1階に降りようとし、ギリギリの所で忘れ物に気づいた。
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