時代を越えて、恋人になっちゃいました。
「ったく、なんだってそこで殴るかね」
「元はと言えば、ソウが悪いんだし」
「だからって殴るこたぁねぇだろ」
「だけどさぁ」
おでこをわずかに赤くしたソウが、不服そうにご飯をかき込んだ。
あの後ようやく目をさましたソウ。
だけど、自分がキスしたこと、覚えてないんだって!
ありえなくない!?
いつもは覚えてたくせに…。
私がソウのこと好きになってから、なんだかうまくいってない。
いや、別に仲が悪いわけではないんだけど。
なんか、今まで普通だったことが普通じゃなくなってる。
もー!
神様の馬鹿!